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世界無形文化遺産に珠算 キムチ 和食

2013年12月07日

【新唐人2013年12月7日付ニュース】12月4日、国連教育科学文化機関・ユネスコの政府間委員会が開かれ、中国の珠算、韓国のキムチ、日本の和食が無形文化遺産に新規登録されました。

 

珠算は世界で最も古い計算機とも呼ばれ、数を数えるだけでなく、加法、減法、乗法、平方根、立方根なども素早く計算できます。珠算はとてもシンプルに見えますが、独特な数理の内包があり、人類の計算に大きく貢献しました。珠算は中国人とともに、1800年の長い歳月を歩んできました。

 

中国の伝統文化では珠算は「綿密な計算」の象徴でもあります。お寺や廟(びょう)には巨大な珠算がかけられていますが、世の人々の心の善悪と功罪がすべて神にわかっているという意味を表しています。

 

しかし、コンピューターの普及に伴い、伝統的な珠算は段々影が薄くなってきています。2001年、中国教育部が発表した「義務教育数学課程」からは、珠算の科目がなくなりました。また、会計学の必修科目でもなくなりました。

 

今回新規登録された無形文化遺産には韓国のキムチや日本の和食も含まれています。姿を消しつつある伝統的な珠算に比べ、これらの食文化の方がもっと歓迎され、普及されているようです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/06/atext1018625.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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